コネクテッド社会研究機構

Research Institute for Connected Societies

法人概要


名称

一般社団法人コネクテッド社会研究機構
(英語名:Research Institute for Connected Societies)


目的

当法人は、コネクテッド社会の実現と振興に関する研究活動を行うことで豊かな社会の形成に寄与する事を目的としています。


事業

当法人は、上記の目的を達成するために、次の事業を行います。

  1. コネクテッド社会に関する調査および情報提供
  2. コネクテッド社会の実現に必要な研究開発
  3. コネクテッド社会の実現に向けた実装および検証
  4. その他、当法人の目的を達成するために必要な事業

サービス紹介

プロトタイプ開発

プロトタイプ開発

安定した大規模なシステムを開発するには仕様書・設計書の作成から予算獲得まで大変です。しかし、システムによって何かできないか、本当にシステムは役立つのか、そういう軽い気持ちで試したい場合には、最初の一歩が踏み出しづらいところです。「ちょっと試したい」ときに使えるプロトタイプ開発をお手伝いします。

人と機械による課題解決

人と機械による課題解決

人手でやろうとすると時間がかかる。かといって、機械任せも不安。そのような課題を抱えていませんか。これからの情報化が進む現代社会において、非常に重要な課題です。我々メンバーは研究者から構成されており、そういった皆さんの課題に対して、科学的かつ実践的に解決の糸口を一緒に探ります。ぜひ、気軽にご相談ください。

人と情報をつなぐ様々な研究

人と情報をつなぐ様々な研究

本法人は,科学技術振興機構 CREST 「CyborgCrowd」プロジェクトにおいて、人・AI・情報をつないでよりよい社会を作る研究を推進してきた主要メンバーが、その研究成果を社会に還元するために設立しました。CyborgCrowdプロジェクトでは、クラウドソーシングによる情報処理、計算機による情報処理、それらのハイブリッド処理を、その時点で利用可能な人資源やアルゴリズム資源に応じて柔軟に組合せ、切り替えることができる世界を実現するミドルウェアに関わる理論と構築の研究を推進しています。

メンバー

代表理事_森嶋厚行

代表理事

森嶋 厚行

筑波大学 図書館情報メディア系 教授

1993年筑波大学第三学群情報学類卒業,1998年同大学院工学研究科修了.博士(工学). 情報処理学会フェロー.研究テーマは,データ指向コンピューティング,データ統合,Web情報管理,特に近年は,計算論的分業(computational division of labor),データ指向クラウドソーシング,ヒューマンコンピュテーション.2011年より多くの研究者とCrowd4Uクラウドソーシングプラットフォームの運用を開始し,京都府立図書館,新潟県燕市,茨城県つくば市,福島県双葉町,VLDB Endowment等,様々な学術・公共のクラウドソーシングプロジェクトに関わる.ACM SIGMOD 2001,情報処理学会論文誌,日本データベース学会論文誌,CAiSE 2015,Emerald Journals等で論文賞受賞.

現在, The VLDB Journal Associate Editor. ICADL Executive Committee Member, ACM/IEEE JCDL Steering Committee Member, DASFAA Steering Committee Member 情報処理学会コンピュータサイエンス領域委員長,日本データベース学会理事, 日本データベース学会論文誌編集委員.科学技術振興機構CREST CyborgCrowd研究代表者.

過去には,情報処理学会データベースシステム研究会(DBS研)主査,情報処理学会論文誌データベース(TOD)共同編集委員長, 電子情報通信学会データ工学研究専門委員会副委員長,情報処理学会データベースシステム研究会幹事,ACM SIGMOD日本支部幹事,情報処理学会論文誌TOD編集委員. JCDL2019 PC Co-chair,ICADL2016 General and PC Co-chair.また,ICADL VLDB, SIGMOD, ICDE, EDBT, CIKM, ECDL, DASFAA, ICADL, XSym, PersDB, DBCrowd等のプログラム委員や実行委員等を歴任.

研究業績
代表理事_井ノ口宗成

代表理事

井ノ口 宗成

富山大学 都市デザイン学部 准教授

2003年に京都大学工学部を卒業後、2005年に京都大学大学院情報学研究科修士課程、2008年に同大学院博士課程を修了。 2008年より新潟大学 災害復興科学センター(現:災害・復興科学研究所)助教、2015年より静岡大学情報学部 講師を経て、2017年より現職。

内閣府「防災スペシャリスト養成」企画検討会 委員、新潟県防災立県推進戦略顧問、北陸地方整備局 「水害に強い信濃川下流域づくり推進協議会」学識協力者、東京都被災者生活再建支援システム利用協議会アドバイザー、北海道安平町復興支援本部アドバイザー等を務める。

レジリエントな社会の創造を目指して、効果的な災害対応を支えるために、ICTと人を融合したサービスのデザインと社会実装を推進。平時には災害対応マニュアルの策定やBCP、タイムライン策定への助言を行い、災害発生時には様々な情報技術を現地に持ち込み、被災自治体とともに効果的な災害対応を検討・実施するとともに検証を実施。専門性や現場経験を活かして、行政の災害にかかるシステムの設計、災害対応従事者の人材育成研修等も実施している。

研究業績
理事_北原格

理事

北原 格

筑波大学 計算科学研究センター 教授

1994年筑波大学第三学群情報学類卒業,1996年同大学院理工学研究科修了.博士(工学).

1996年シャープ(株)技術本部 映像情報メディア研究所.2000年筑波大学先端学際領域研究センター助手.2003年(株)国際電気通信基礎技術研究所(ATR)研究員.2005年筑波大学大学院システム情報工学研究科講師,2008年同准教授を経て,2019年同大学計算科学研究センター,同サイバニクス研究センター教授.2019年電駆ビジョン(株)技術顧問.

研究テーマは,画像処理,映像メディア,バーチャルリアリティ,特に近年は,多視点映像からの3次元情報復元(コンピュータビジョン),自由視点映像生成,拡張現実・複合現実感(AR/MR)に取り組んでいる.スポーツ科学,防災,医療,資源採掘,交通システム,遺跡保存等の学際応用研究を精力的に展開している.IEEE VR2003,電子情報通信学会,日本バーチャルリアリティ学会,EuroTV2014等で論文賞受賞.筑波大学2019 BEST FACULTY MEMBER.現在,日本バーチャルリアリティ学会複合現実感研究会副委員長,映像情報メディア学会スポーツ情報処理時限研究会幹事,ECCV, ICPR, ISMAR, ACCV, 3DV, CVPR等のプログラム委員や実行委員等を歴任.

研究業績
理事_三原鉄也

理事

三原 鉄也

筑波大学 図書館情報メディア系 特任助教

2008年筑波大学第三学群社会工学類卒業,2016年同大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程修了.博士 (情報学).2017年筑波大学図書館情報メディア研究科研究員を経て、2017年同大学図書館情報メディア研究科特任助教.

文化庁「メディア芸術アーカイブ推進支援事業協力者会議」委員、「メディア芸術連携基盤等整備推進事業 情報基盤整備推進事業」有識者タスクチーム員などを務める.

メタデータ,Linked Open Dataを利用したディジタル上でのマンガの利用支援を研究領域とし,マンガの制作支援,研究支援,マンガをはじめとするポップカルチャのデータベースに関する研究を進めている.研究業務の傍ら,フリーランスのマンガプロデューサとしてマンガ制作事業を行っており,マンガ制作・マネジメント実務の経験をベースに、Webにおけるマンガの流通・探索・保存の支援やディジタル環境での制作支援に関心を持っている.特にLinked Data / Linked Open Data技術を基盤にした,マンガの内容・構造情報の利用のためのメタデータ記述の開発及びマンガ検索・解析への応用や,マンガを始めとするポップカルチャのLinked Open Data構築に関する研究を行なっている.

研究業績

メンバーの研究・社会実践の経験

JST-CREST:CyborgCrowd(柔軟でスケーラブルな人と機械の知力集約)
  • 2018年:地区避難訓練(@新潟県燕市)
  • 2019年:国際サイバーフィジカル防災訓練(@愛媛県&インドネシア等)
  • 2020年:駿府城公園の文化遺産化(@静岡県静岡市)
  • 2019年:ドローンを活用した屋根被害特定(@山形沖地震)
SIP(第1期):災害対応チュートリアル
  • 2018年:新潟県総合防災訓練(本部訓練)
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